西尾市室町自主防災会総合防災訓練-0(全体)

 西尾市室町自主防災会は10月30日、室場ふれあいセンターを会場として、総合防災訓練を実施しました。8時30分の防災無線による避難指示を合図に、12時近くまでいろいろな訓練を実施しました。

 訓練項目の概略は以下のとおりです。

1)集団避難
2)情報収集伝達
3)心肺蘇生法
4)防災マップ作り
5)防災ビデオ視聴
6)炊き出し

 このうち、心肺蘇生法、防災マップ作り、防災ビデオ視聴の3つは、参加者を3つのグループに分けて、ローテーションします。同時進行で3回繰り返す方式です。心肺蘇生法の指導をしていましたので、防災ビデオの内容や参加者の様子は確認できませんでした。

個別の記事としてそれぞれ紹介します。

西尾市下町自主防災会第5回普通救命講習会

 西尾市下町自主防災会は10月29日、下町多目的集会場で、第5回普通救命講習会を実施しました。

 毎年1回、今年で5年目の開催となります。指導は、西尾消防署登録の指導員で、自主防災会の副会長でもある私が担当しています。毎年数人の受講者でこじんまりとした講習会ですが、人数が少ない分一人当たりの、訓練用人形を触って練習する時間が多く取れ、しっかり練習ができます。時間が余ってしまうからといって、せっせと練習をすると、疲れてしまうくらいです。

 実は、この講習会の1週間前の22日に、西尾市応急手当普及ボランティアの会が主催する普通救命講習会が西尾消防署で解されることになっており、そちらでの受講を勧めましたが、地元でやりたいとのことで、2週続けての開催となりました(自分は指導員として両方に参加しております)。

 町内の皆さんが、地元での開催にこだわる理由を聞いてみました。近所の顔見知りと一緒に受講したい。知らない人たちに混じってやるのは、間違えたりしたときに恥ずかしい。消防署まで出かけていくのは面倒。などなど、そんなにこだわるほどでもない理由が…。

 そんな理由であっても、地元での開催要請に応えるのは、やはり一人でも多くの人に受講して欲しいから。また、各地の自主防災会が短時間のうちにほとんど体験だけという訓練で済ませている中、ここは普通救命講習としてしっかりやろうという意識が感じられるから(自分があおっているんですが)。

 2年前に受講したさいに発行された修了証を渡されて、再受講欄に記載するにはどうすればよいか尋ねられたときはうれしかったですね。指導員やっててよかったと感じる瞬間です。
この講習会、下町自主防災会単体での活動から西野町小学校区の自主防災会連絡協議会の活動へと広げていきたいと考えています。

091-01普通救命講習

 写真は西尾市応急手当普及ボランティアの会の活動報告ページにたくさん掲載してあります。こちらを参照下さい。
西尾市応急手当普及ボランティアの会(西尾市民活動情報サイトの団体ページ)
[2011.10.29]西尾市下町自主防災会の普通救命講習会に参加しました。

西尾市上羽角町自主防災会総合防災訓練-9(炊き出し)

 西尾市上羽角町自主防災会は10月29日、上羽角町公民館とその隣の広場を会場として、総合防災訓練を実施しました。

 9つ目めの訓練は、「炊き出し」です。今年度は、ハソリや大鍋を使用した本格的な炊き出しはありませんでした。パックに入ったおにぎりとペットボトルのお茶を配布して、どちらかというと、炊き出しというより救援物資(食料)の配布といった感じです。

 いろいろな自主防災会の訓練のお手伝いに行って、炊き出しメニューを比べるのも楽しみの一つになっています。一通りの訓練が終わって最後にお昼ご飯代わりに配食する例が多く、みんなで「同じ釜の飯を食す」連帯感と、一緒に食べる楽しみを味わうのも訓練の重要な要素と思っていますが、今回は、簡単に済ませたとのこと。

 役員さんに聞いたところ、毎年いろいろな訓練項目を実施している中で、あれもこれも全力投球するのは大変だからということで、重点テーマとそうでないテーマとで注力配分をかえているとのことです。

 事前に訓練支援の依頼があったときにも、何か新しい訓練はないか?新しい方法はないか?など、探求熱心で一生懸命な様子が伝わってきましたので、この回答にはすごく納得しました。

 防災イベントと称したお遊びでは、どんなやり方をしてもかまいません。おおきなハソリやプロパンガスボンベをいくつも借りてきて、準備から後片付けまでのすべてを、支援する外部の団体にやってもらい、自分たちはお客さんよろしく、被災者然として食べるだけというのは、趣旨が違います。

 自主防災会の訓練は、いざというときに自分たちがやるべきことを普段の備えとして試してみるのが主旨ですから、自分たちができないことを背伸びしてやっても仕方ありません。そういう観点からは、理に適った対応だと思います。

 あらかじめ用意した食事を配るだけでも、これはこれで意義があります。救援物資を効率的に配布するために、自主防災会のメンバーがどのような手順で誰がどんな役割分担をするか、自分たちの考えを検証する場でもあります。

 いざというときは、あらかじめ決めた役割どおりにことが進むとは限らないのは当然ですが、訓練しておけば、状況に合わせて担当を替えたりするなど応用できます。被災直後に何もないところから体制を組み立てるのは、かなり大変だと思います。考え方のベースができていれば、いざというときの対応もよりスムーズに行くのではないでしょうか。

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